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堕天使 1st gig.
第1章 記憶
俺の命令から5分もせずに車輪付きの担架が俺の車に横付けされた。担架と共に病院から出て来たのはまず結構年配の看護婦。

看護婦は俺に

『患者は?』

と聞いて来る。俺は車の助手席側に回り込み、まだうずくまったままの少女に

『降りれるか?』

と聞いてみた。状況の変化に少女が再び怯えた顔を俺に向けた。俺は笑ってゆっくりと

『大丈夫だから…。』

と少女に手を出してやる。少女は少し警戒心を緩め、ゆっくりと俺の手にしがみつくようにすっぽりと俺の腕の中に入った。

俺は少女をそのまま抱き上げて担架に少女を移そうと試みたが少女は俺にしがみついたまま俺から離れようとしなくなり、慌てて

『だから、大丈夫だからな。』

と少女に言い、看護婦も慣れたように少女の背中を撫でて

『大丈夫よ。』

と少女に声をかけた。それでも少女は俺から離れる様子はなく、少女の手は白くなるほどに強く俺の服を掴んで震えていた。

『検査するだけだ。俺も一緒に居てやるから。』

少女にそう言い聞かせ、少女をとにかく病院内へと連れて入った。少女を抱えたままの俺は、まずは簡単な検査と診察が行える小部屋に看護婦に案内をされた。看護婦は

『これに着替えてくれる?自分で出来る?』

と少女に検査着を渡した。少女をリノリウムの床に立たせ、看護婦が少女の着替えを手伝う為に少女のブカブカのワンピースの背中のファスナーを下ろした瞬間、俺は慌てて少女から背を向け、看護婦は驚愕をする事になった。

少女の細い身体からブカブカのワンピースは簡単にスルリと床に落ち、その瞬間、少女は下着すら着けていない一糸まとわぬ姿になった。

慌てた看護婦が少女に検査着を被せるように着せながら、何故か俺を睨みつけ

『レイプ検査も追加します。』

と言って来る。まるで俺が犯罪者のように責められた気分だったが検査着を着た少女が再び怯えた顔で俺にしがみつくから、看護婦は少し笑って

『まずは、体重や身長から順番に検査して行きますから、少佐は付き添いをお願いします。』

と俺に言った。少女の検査の1つずつに付き添い、看護婦と2人でとにかく少女を怯えさせないように検査を受けさせた。
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