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隷吏たちのるつぼ
第6章  第五章 誨淫の舎
 ヒップの狭間に硬く無機質なモノが押し付けられる。

「そ、そのとおりです。ち、智咲は、……ぶた、ですぅ……、う……、ううっ!」

 左右にひねられて花唇を開いてきた。
 何かわかる。突っ込まれているのは、奮われていた鞭の柄だ。

「シッポもらえて嬉しいだろ?」
「はんっ、はっ……、はい、う、嬉しいですぅ……」

 ご機嫌を取るために言ったのではない。
 生半可の太さではなかった。最奥まで突き刺されると、みっちりと体を広げてくる。今の自分がどのような姿にされたか、頭に鮮明に浮かんだ。長い尾を伸ばした姿。卑しい奴隷、いや、果たして牝豚と呼べるのかもわからない、異形の姿にされたのだ。

 しかし尾の生い根からは愉楽が湧き起こっている。下半身だけでない、脳髄のきわまで率直に嬉しがっている。

「進め」
「はいっ……」

 虚棒を埋めたまま、ゆっくりと歩き始めた。

(ああ……、こ、これって……)

 歩みを進めるとすぐに、女洞に掻痒が起こる。身に覚えのある効用。柄には例の薬が塗られていたのだろう。そんな物を塗らなくても充分、このあさましい体は淫らになることができるのに。

 太い持ち手に圧迫されていても、溢れてくる蜜のせいで、引きずる鞭の重みが柄を後ろへズラし始めた。革の編み込みが襞を擦る。余計に蜜が滴って一層接面が緩む。

「ああっ、ぬ、抜け、ちゃうっ……」

 指で掻き回されるわけでもなく、性感の敏しい地点を攻められたわけでもない。ただ太い棒を秘所に捻じ込まれて、前傾で歩かされているだけだ。

「ああ、やっ、いやっ。やだっ、抜けちゃうよぉっ……」

 自分は、まったく、低俗な獣だ。
 切れ落ちそうな尾に牝の内側を擦られて、絶頂を果たしそうになっている。あとどれくらい柄が埋まっているのだろうか。残された幅は、絶頂に至るに足りるだろうか。

「い、いく……、ぬ、抜けちゃうっ……、やぁっ、も、もう少しぃ」
 考えるよりも先に、言葉が垂れ流しだった。「ああっ、やっ、やだっ……」

 身丈の半分以上ズレ出てしまった持ち手は、ふと気を抜いた拍子にズルンと一気に押し出されてしまい、鈍い音を立てて足元へ落ちた。
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