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隷吏たちのるつぼ
第6章 第五章 誨淫の舎

バランスが取れずに下駄箱へ手を付く。ストッキングとショーツが抜かれた拍子に、パンプスが床に落ちた。
「わっ、ハァッ……」
拾うこともなく、そのまま回れ右をさせてきた。征四郎にしっかりと体を支えられて、片足立ちで細かく飛び跳ねて身を翻すと、牡茎を中心に襞が回転して擦られるという、今までにない感触が蜜壺にもたらされる。
薄目を開くと、正面から征四郎が見据えていた。
「ったく、ホントにカワイイな智咲は。ほら」
「キャウッ」
智咲は小動物のように哭いた。ポケットから取り出されたワニ口のクリップで充血して尖った乳首を挟まれると、仰け反るほどの甘痛で痺れる頭に、涼しげな音が谺した。クリップの持ち手には小さな鈴が取り付けられており、呼吸をするだけでも揺鳴していた。オーデコロンなんかより、ずっと嬉しい贈り物だった。
「せ、征四郎様っ!」
こんなことを言ったら叱られるかもしれない。困らせてしまうかもしれない。だが、双乳の先から立つリン、リンという音を聞いていると、もう我慢できなかった。「んっ! 征四郎様ぁっ、だ、大好きっ」
首へしがみついた。喰らい取られそうなキスがしたかった。
「じゃ、智咲のお望み通り、ハメながら行くぜ?」
涙を流して伸ばした舌を近づけていくと、体が宙に浮いた。もう一方の脚も抱えられる。
「んああっ!! アソコすごいっ……」
「智咲は軽いからな。駅弁も楽々だぜ」
「えきべ……あぐっ」
何のことか知らなかったが、名前なんてどうでもいい。軟蓋が圧せられると、溢れかえる愉楽で転げ落ちそうになる。少しでも腕の力を緩めると、肉槍が突き抜けて喉から飛び出してきそうだ。
そのまま、廊下から階段へと進んでいく。
征四郎は悠然と抱きかかえてくれている。主は、まだ歓びの粘液を放っていない。何か意図があって控えているのだろうか。なんだかもったいない。智咲は一刻も早く報恩したくて、歩様に合わせて上下するヒップを懸命に引き搾った。
「わっ、ハァッ……」
拾うこともなく、そのまま回れ右をさせてきた。征四郎にしっかりと体を支えられて、片足立ちで細かく飛び跳ねて身を翻すと、牡茎を中心に襞が回転して擦られるという、今までにない感触が蜜壺にもたらされる。
薄目を開くと、正面から征四郎が見据えていた。
「ったく、ホントにカワイイな智咲は。ほら」
「キャウッ」
智咲は小動物のように哭いた。ポケットから取り出されたワニ口のクリップで充血して尖った乳首を挟まれると、仰け反るほどの甘痛で痺れる頭に、涼しげな音が谺した。クリップの持ち手には小さな鈴が取り付けられており、呼吸をするだけでも揺鳴していた。オーデコロンなんかより、ずっと嬉しい贈り物だった。
「せ、征四郎様っ!」
こんなことを言ったら叱られるかもしれない。困らせてしまうかもしれない。だが、双乳の先から立つリン、リンという音を聞いていると、もう我慢できなかった。「んっ! 征四郎様ぁっ、だ、大好きっ」
首へしがみついた。喰らい取られそうなキスがしたかった。
「じゃ、智咲のお望み通り、ハメながら行くぜ?」
涙を流して伸ばした舌を近づけていくと、体が宙に浮いた。もう一方の脚も抱えられる。
「んああっ!! アソコすごいっ……」
「智咲は軽いからな。駅弁も楽々だぜ」
「えきべ……あぐっ」
何のことか知らなかったが、名前なんてどうでもいい。軟蓋が圧せられると、溢れかえる愉楽で転げ落ちそうになる。少しでも腕の力を緩めると、肉槍が突き抜けて喉から飛び出してきそうだ。
そのまま、廊下から階段へと進んでいく。
征四郎は悠然と抱きかかえてくれている。主は、まだ歓びの粘液を放っていない。何か意図があって控えているのだろうか。なんだかもったいない。智咲は一刻も早く報恩したくて、歩様に合わせて上下するヒップを懸命に引き搾った。

