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隷吏たちのるつぼ
第6章 第五章 誨淫の舎

プシュッと小さい爆発が起こった。浣腸液なのか潮なのか──排泄したいのか、気をやりたいのか、わけがわからなくなってきた。
ガラッと大きな音が聞こえたかと思うと、背中を強く押された。運悪くヒールを捻り、もう征四郎の補助はなかった。
悠香梨は左右に傾いて二の腕や腰を何かの角に打ち付けると、床へ転がった。
「脚、開け。クソ女にブチこんでやる」
痛みに呻く間もなく命じられた。
黴臭い部屋だった。よろめいている時、スローモーションで不潔なタイル床が思い浮かんだが、トイレの扉が横開きなわけはないし、実際に転がってみると、身に感じるのはどう考えても板床だ。
「や……、ト、トイレに行くって、言ったのに」
「ゴミクズがうるせえ。先にオマ×コだ」
酷量を浣腸され、膨満に苛まれている。ここはトイレではないと知って、落胆するべきところだ。しかしその四文字を聞いただけで、ヘソの下がビクビクッと痙攣した。
悠香梨はまだ痛む体を仰向けにし、床に足裏を付いた。
ここはトイレではない。だから排泄はできない。それができないなら、やれることはもう、一つしか残されていない。
膝を立てて股を開こうとするも、タイトスカートが張って大した角度にはならなかった。
「う、スカート、めく、めくって」
何ということを頼んでいるのだろう。羞恥に胸が震えたのも束の間、裾が掴まれたのを察するとイモ虫のように身を左右に捩り、捲られるタイミングに合わせて開脚していった。
「あーあー、もうパンティ履いてる意味ねえなあ」
もうこれ以上は汁を吸えなくなっているクロッチがサイドへ引かれる。
(ううあ……、は、はやく……、ヤッて)
ちょうど、
「オマ×コ、ヤッて欲しいんだな、ユカリン」
頭の中と同じ言葉が聞こえてきた。
瞼の裏に恋人の面影が──浮かんでこなかった。そういえば今日、征四郎と会ってから、一度も思い出していない。
「ヤッてっ! は、はやくっ!」
「クソよりオマ×コかよ。いいのか、生チ×ポだぜ?」
ガラッと大きな音が聞こえたかと思うと、背中を強く押された。運悪くヒールを捻り、もう征四郎の補助はなかった。
悠香梨は左右に傾いて二の腕や腰を何かの角に打ち付けると、床へ転がった。
「脚、開け。クソ女にブチこんでやる」
痛みに呻く間もなく命じられた。
黴臭い部屋だった。よろめいている時、スローモーションで不潔なタイル床が思い浮かんだが、トイレの扉が横開きなわけはないし、実際に転がってみると、身に感じるのはどう考えても板床だ。
「や……、ト、トイレに行くって、言ったのに」
「ゴミクズがうるせえ。先にオマ×コだ」
酷量を浣腸され、膨満に苛まれている。ここはトイレではないと知って、落胆するべきところだ。しかしその四文字を聞いただけで、ヘソの下がビクビクッと痙攣した。
悠香梨はまだ痛む体を仰向けにし、床に足裏を付いた。
ここはトイレではない。だから排泄はできない。それができないなら、やれることはもう、一つしか残されていない。
膝を立てて股を開こうとするも、タイトスカートが張って大した角度にはならなかった。
「う、スカート、めく、めくって」
何ということを頼んでいるのだろう。羞恥に胸が震えたのも束の間、裾が掴まれたのを察するとイモ虫のように身を左右に捩り、捲られるタイミングに合わせて開脚していった。
「あーあー、もうパンティ履いてる意味ねえなあ」
もうこれ以上は汁を吸えなくなっているクロッチがサイドへ引かれる。
(ううあ……、は、はやく……、ヤッて)
ちょうど、
「オマ×コ、ヤッて欲しいんだな、ユカリン」
頭の中と同じ言葉が聞こえてきた。
瞼の裏に恋人の面影が──浮かんでこなかった。そういえば今日、征四郎と会ってから、一度も思い出していない。
「ヤッてっ! は、はやくっ!」
「クソよりオマ×コかよ。いいのか、生チ×ポだぜ?」

