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隷吏たちのるつぼ
第3章 第二章 遅れた服罪

効用のほどは大して期待せず、試しに米粒大に軟膏をひねり出して、性感の敏しい傘縁の凹みへと塗り込んでみた。たちまち肉幹の芯から爛れそうな渇望が湧き起こり、慌ててシャワーで洗い流したのだった。
あの軟膏をたっぷりと花唇に塗り込み、四肢を拘束して一時間も放り置いたのだ。
近づいてみると、智咲は紅潮していた。チークの赤みではない。左右へ開いて差し上げた拳を握り、内またになって、時折膝を揺らしている。
「どうしたんだい? 智咲ちゃん」
かけた言葉はこともなげを装ったが、智咲の周辺は、お嬢様のかいた汗が蒸しており、燻された芳しい香りを嗅いだ瞬間、勃起が弾んで先走りが漏れた。
「や……、あ、……うう」
智咲は何か言おうとして、言葉にできず、そのまま呑み込んだ。
自分が戻ってくるのを待ち焦がれていたに違いない。だが、いざ入ってきた男、醜悪な自分を見て羞恥がぶり返したのだろう。
「さぁて、どうなったかな?」
そこまで把握しておきながら何も言わず、膝まで降りていたスカートをたくし上げていった。智咲は顔を背けて唇を噛んでいた。
「んっ……」
悩ましい声が聞こえてくる。視線を浴びるだけでも意識がソコへ及び、もどかしくて仕方がないようだ。
流線型を覆うショーツの膨らみには、色濃い濡れ染みが広がっていた。懸命に我慢していたのだろうが、ただ独り放置される静寂の中、より一層研ぎ澄まされる催淫に、どこかで糸が切れたのだ。
「こりゃまた、たっぷり濡らしちゃったねぇ?」
磔にされて自ら確認することはできない智咲は、脚の間がどうなってしまったのか、さまざまに想像を巡らせているだろうから、
「あーあー、オマ×コの形が見えそうになってる」
そう付け加えてやると、悔しげに、鼻から高い息を漏らした。
「こ、こんなことして……、何が楽しいんですか」
「楽しいじゃんか。智咲ちゃんみたいな、おしとやかそうな子が、こんなにエロくなってるんだからさ」
これだけ下着をビショ濡れにしておいて、「何が楽しいの」なんて言ってくるいじらしさが、より征四郎の姦虐心を煽る。
「い、い……、いやらしくなんか、なってませんっ」
「ふうん、そう?」
あの軟膏をたっぷりと花唇に塗り込み、四肢を拘束して一時間も放り置いたのだ。
近づいてみると、智咲は紅潮していた。チークの赤みではない。左右へ開いて差し上げた拳を握り、内またになって、時折膝を揺らしている。
「どうしたんだい? 智咲ちゃん」
かけた言葉はこともなげを装ったが、智咲の周辺は、お嬢様のかいた汗が蒸しており、燻された芳しい香りを嗅いだ瞬間、勃起が弾んで先走りが漏れた。
「や……、あ、……うう」
智咲は何か言おうとして、言葉にできず、そのまま呑み込んだ。
自分が戻ってくるのを待ち焦がれていたに違いない。だが、いざ入ってきた男、醜悪な自分を見て羞恥がぶり返したのだろう。
「さぁて、どうなったかな?」
そこまで把握しておきながら何も言わず、膝まで降りていたスカートをたくし上げていった。智咲は顔を背けて唇を噛んでいた。
「んっ……」
悩ましい声が聞こえてくる。視線を浴びるだけでも意識がソコへ及び、もどかしくて仕方がないようだ。
流線型を覆うショーツの膨らみには、色濃い濡れ染みが広がっていた。懸命に我慢していたのだろうが、ただ独り放置される静寂の中、より一層研ぎ澄まされる催淫に、どこかで糸が切れたのだ。
「こりゃまた、たっぷり濡らしちゃったねぇ?」
磔にされて自ら確認することはできない智咲は、脚の間がどうなってしまったのか、さまざまに想像を巡らせているだろうから、
「あーあー、オマ×コの形が見えそうになってる」
そう付け加えてやると、悔しげに、鼻から高い息を漏らした。
「こ、こんなことして……、何が楽しいんですか」
「楽しいじゃんか。智咲ちゃんみたいな、おしとやかそうな子が、こんなにエロくなってるんだからさ」
これだけ下着をビショ濡れにしておいて、「何が楽しいの」なんて言ってくるいじらしさが、より征四郎の姦虐心を煽る。
「い、い……、いやらしくなんか、なってませんっ」
「ふうん、そう?」

