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隷吏たちのるつぼ
第3章  第二章 遅れた服罪
 征四郎は、中途半端に開いていたブラウスの残りのボタンへ手をかけた。指先がかすめただけで、智咲のほっそりとした体がピクピクと弾ねる。征四郎は腹肌に立つ騒波を楽しみつつ、カーディガンとブラウスを完全に開け放った。

 すでにキャミソールは捲り済みであったから、蛍光灯に照らされた瑞々しい肌が思う存分鑑賞できた。智咲はちゃんと、服の下に成人した女の流麗な起伏を隠し持っていた。

 征四郎は上着を剥ぎ終えたのに、身肌に触れるか触れないかの微妙なタッチで、もう一度スルリと上躯をなぞった。絹地のように滑らかな指触りだ。

「はあっ……、やんっ……」
「んん? いやらしくなってないのに、何だ? その声」
「い、いえ……、こ、はんっ……、これは……」
「くくっ、これは? 何だっつーんだよ」

 ソロリソロリと仰がせていた手で、いきなり、ブラを一気に首元まで押し上げてやった。

(おおっ)

 からかってから嬲ってやるつもりだったが、あまりのバストの愛くるしさに、口より先に手が動いた。

「やぁっ……、くうぅっ!」

 浅紅色の先端を指で挟むと、智咲の不自由な体が弓反りになる。

「ほらほら、どんどんパンティのシミが広がってるぜっ」
「ううっ」

 歯を食いしばっているが、引っ張った乳首を抓ってやるたび、クイッと腰が弾ねていた。

「なんだよ、その腰はよっ。乳首だけでイヤラしくなってんだろうが! おらっ、見せてみろっ」

 誰も知らないこのバストをもっと虐めてやりたいが、上躯ですらこんな鋭敏な反応を見せられると、秘園の様子を早く確かめたくて、染みが前布まで及びそうになったショーツを掴み、伸び切れそうなほど脇へ引っぱった。

(うおおっ)

 燻みなど一切見あたらぬ牝花が露で煌めいていた。指で抑えて開花させると、明らかに一時間前よりも中が朱に染まっている。花弁が征四郎が鼻息を浴びて引き攣り、淫らな花香が鼻腔を惑わせてきた。

 征四郎は引き寄せられるように、上縁でぷっくりと顔を出した種実を啄んだ。

「くあぁっ!」

 暴れる腰を肘で抑え込み、音を立てつつ、ねぶり、吸い付く。舌の縁にピンッと弾かれるたび、智咲の腰は大きく躍動して、心地よい柔らかみを顔面へ伝えてきた。
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