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隷吏たちのるつぼ
第3章  第二章 遅れた服罪
「へへっ、グッチョグチョじゃねえか」

 少し味わってやっただけなのに、女洞から溢れ出る花蜜は白みがかっていた。ジュルルッと、滲みる雫をすぐには飲み込まずに、花弁ごと唇ではみつつ、舌の上で転がして吟味する。そうするとまた、新たな蜜が湧き出てきた。いくらでも、味わいたい放題だった。

「うああっ、……やあっ、ああっ……、もう……、やあっ! も、もうっ!」

 飽きることなく花蜜を啜っていると、智咲が涙声で訴えた。

 もうやめて──
 そう続くような声色ではなかった。

「んん? どうした?」

 口周りをベットリと汚した顔を上げると、智咲はうなされるようにかぶりを振っていた。花園への入口が、息荒くなって上下するバストに合わせて開閉している。

「もう……、やだ……、お、おかしくなる」
「おかしくなる? 何言ってんのかわかんねえなぁ」

 決死の忍耐でトボけてみせ、もう一度音を立てて啜った。

「あうっ! ……はっ、だ、だから」
「だから?」
「な、中が、あ、う……、熱い……。も、もう無理ですっ! 何とかしてくださいっ……」

 その言葉を聞き、征四郎の牡茎は臨界を迎えた。

「ああ、何とかしてやるよぉっ!」

 すぐさま上体を起こし、膝を進め、片手を智咲の顔の横に付いた。もう一方の手で肉幹を倒し、ズレたショーツの脇に小さく開いている鳥羽口へ亀頭を密着させる。先端が触れただけで、温もりと滑らかさに爆発してしまいそうだった。

「おらっ、俺がオトナにしてやるぜっ、いいのか? ほら、挿れるぞっ」
「あうっ……、でもいや……、あ、や……、ううっ、でも……、やだあっ!」
「初エッチのくせにこんなマ×コにしやがって。我慢できないって、自分で言ったんだろっ。おらっ、でもでも言ってねえで、挿れてくださいって言ってみろっ」
「……そ、そんな……、ウムッ……!!」

 肯諾を迫っておきながら、征四郎は返事を待たず漸進を始めた。とても待っていられない。

 祠への扉が開き、迎え入れ始める。同時に、躊躇している智咲をせかすように、種実を親指の腹で弾いてやった。
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