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隷吏たちのるつぼ
第3章  第二章 遅れた服罪
「うああっ! い、挿れてください! い、いれ……、くださいぃっ! ……あああぁっ!!」

 途端に、淫欲に敗れた智咲が叫んだ。憧れてやまぬ美淑女に請われ、征四郎は咆哮とともに、一気に腰を押し込んだ。

 征四郎に操を捧げる女などいなかった。処女を姦すのは初めてだ。

 破瓜を果たす瞬間、亀頭が何かを割り裂く感触があるのかと思っていた。だが、それを感じる隙間の無いほど智咲の洞は狭く、奥地へ向かうあいだずっと柔襞が密封してきた。

 最奥まで貫くと、智咲はおとがいを見せて口を開いたが、声は音にはならなかった。奥の秘室を塞ぐ軟蓋が収縮し、先端を擽ってくる。

「ひょ、ふぁっ、……ぐおおっ!!」

 陰嚢が持ち上がるような奔流が尿道をひた走ってきた。その激しさに、これは律動は無理だ、と、いとも簡単に諦めた。

「むほっ、おおおっ! あんっ……、ふぉおっ」

 脈動するたび奇声をあげる。獣が射精する時と同じように両腿がカクカクと震えた。

 霞む頭の中で、篭山の名でも金でもなく、初めて自分の肉欲の前に直接、女を跪づかせたのだと思った。そうして得られた激発は、この上もなく芳烈だった。





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