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隷吏たちのるつぼ
第4章  第三章 詭謀の酬い
 その少女が補導されたせいで、身元を割り出され、買春容疑で引っ張られた。手でしてもらっただけで挿入をしたわけではない、と言ったが、捜査員たちには一笑に伏された。
 少女の側も強引に誘った節があり、当日も暴走族と繋がっていることを匂わせており、半ば脅迫されて売春に応じたのだ──父親の命でやってきた弁護士はそう主張し、口裏を合わせることで何とか示談を成立させ、立件を免れることができた。

 援助交際には懲りた。コストに対してリスクが大きすぎる。
 だが興味の対象からティーンが外れたわけではない。

 自転車に乗った二人をジッと見る。……彼女たちはいかにもド田舎の中学生だ。食指が伸びるわけがなかった。

 昨日は智咲の家に泊まった。ワンルームは思っていた通り綺麗に整頓されて甘い香りが充満していた。それだけも充分興奮を煽られたのだが、持参していた東京のお嬢様学校の制服を智咲へ渡した。

 自分で着せておきながら、智咲を見て目を疑ってしまった。

 高校どころか大学も卒業している智咲なのに、白いブラウスとフェイク・タイ、チェックのプリーツスカートに、紺ハイまで履かせると、こんな田舎にはいない、素晴らしく可愛らしい女子学生へと変身した。やまのくらし会館の野暮ったい制服も欲情を煽ってくるが、それはあくまでも変化球だ。女子高生に扮した智咲は直球ストライクそのもので、昔、東京ではついぞ出会えなかった天使が、目の前に降り立ったかのようだった。

 背後から擦り寄り、電車の中を妄想しながらスカートから覗く脚を撫で回し、ショーツの脇から指を突っ込んでクチュクチュと音を鳴らしてやる。智咲はミニの裾を揺らして抗った。

「や、やめて……、ください」

 コスプレを強いられた羞恥が智咲に言わせたのだろうが、痴漢プレイのセリフにはピッタリすぎた。

「お嬢ちゃんほんとカワイイねえ。もっとイタズラしてあげる」

 征四郎は場面をすっ飛ばし、智咲の両手を縛ると、開脚させてベッドへ座らせた。プリーツスカートへ頭を突っ込み、下着の上から恥丘を舐め回しつつ、ローターを中へ捩じ入れた。

「んあんっ」
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