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鬼ヶ瀬塚村
第27章 和幸
『いつかは慣れてもらわないとね』

真理子さんなニヤニヤしながら言う。

『真理子さんは何してたの?箱にもいなかったけれど…』

『私は仕事してたのよ。漫画ね、漫画描いてたの。後、マンションの引き払う件だとかをアシの尾本ちゃんに電話してた。なんとかなりそうよ』

『そうなんだ』

『うん、締め切り近いからねぇ…それにしても…』

『何?』

『随分酷い顔ね、まさか箱の地下まで行って来たの?』

『地下?…いや、仕上げ室って一郎さんは言ってたよ。エレベーターで着いた場所だよ』

『ああ、全然浅いとこね』

真理子さんは和幸をユサユサ揺すりながら相変わらずニヤニヤしている。

『やっぱり奥にはまだまだあるのかな?』

『そうね、村長一族しか入れ無い場所もあるし…まぁ、いずれわかるわね』

『…そうなんだ』

『中見てどう思ったの?』

『吐きっぱなしだったよ』

『あらあら』

真理子さんはクスクス笑った。

『僕、大丈夫なのかな?』

『さぁ?けど、良かったわ。箱に行って平気だったら逆に気持ち悪いもの』

『まぁ、ね…』

『解体がある程度終わったら掃除を教えて貰いなさいよ。一番重要な仕事なんだから』
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