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ヒロイン三国ファンタジー
第24章 24 魏の末路
「元姫よ、そなたが腰を振るのだ」
「あ、ああ、あなた……」
中から司馬昭のはき出した白濁液が流れ出、ぐじゅぐじゅと卑猥な音を、己がもっと立てなければならぬのだと思うと、王元姫はなんともいたたまれない気持ちになる。
「ほら、こう、膝をまげて」
「は、はい……」
司馬昭は寝そべり、後ろ向きの王元姫に騎乗させる。言われるままに彼女は腰を上下、前後させる。
「おお、よいぞ、よいっ、さ、さすがは賢明なそなた、だ」
「う、あうっ、うう、うううっ」
こうして司馬昭は、精も根も尽き果てる状態にせねば安眠がやって来なかった。
歳の近かった兄、司馬師を、尊敬し、敬愛し、そして、彼にずっとついて行きたいと思っていた。それがまさかこのように早く逝ってしまうとは、予想だにしていなかった。
司馬師は目の痛みをずっとこらえ、弟にも平気そうな顔を見せ、いつも心配性の司馬昭を安堵させてきたのだ。
司馬師がなくなる寸前に、司馬昭は彼の眼球がポロリと落ちこぼれるのを見た。それはまるで彼自身の魂魄のようにも見え恐れおののく。
それからというもの、司馬昭の夢に、司馬師は片方の目が零れ落ち垂れ下がった状態で出てくる。その都度、司馬昭はうなされ汗をかき悪寒に震える。
ちょうど水をもってきた王元姫にすがりつき、恐怖を取り除かんと強引に交わるとその日は安らかに眠れた。
王元姫も司馬昭が兄の死の恐怖を乗り越えんとしていると思い、じっと耐えている。本来の司馬昭は、気が小さいが優しいからだ。
あさましい姿で腰を振る自分を、今だけだと王元姫は言い聞かせ、司馬昭の精を搾り取る様に、蜜壺を引きつらせ、締め上げる。
「ああっ、よ、よいっ!」
「んん、あ、あん、あなた……」
この獣のような交わりを19歳の息子、司馬炎が盗み見していることを彼らは知らなかった。
「あ、ああ、あなた……」
中から司馬昭のはき出した白濁液が流れ出、ぐじゅぐじゅと卑猥な音を、己がもっと立てなければならぬのだと思うと、王元姫はなんともいたたまれない気持ちになる。
「ほら、こう、膝をまげて」
「は、はい……」
司馬昭は寝そべり、後ろ向きの王元姫に騎乗させる。言われるままに彼女は腰を上下、前後させる。
「おお、よいぞ、よいっ、さ、さすがは賢明なそなた、だ」
「う、あうっ、うう、うううっ」
こうして司馬昭は、精も根も尽き果てる状態にせねば安眠がやって来なかった。
歳の近かった兄、司馬師を、尊敬し、敬愛し、そして、彼にずっとついて行きたいと思っていた。それがまさかこのように早く逝ってしまうとは、予想だにしていなかった。
司馬師は目の痛みをずっとこらえ、弟にも平気そうな顔を見せ、いつも心配性の司馬昭を安堵させてきたのだ。
司馬師がなくなる寸前に、司馬昭は彼の眼球がポロリと落ちこぼれるのを見た。それはまるで彼自身の魂魄のようにも見え恐れおののく。
それからというもの、司馬昭の夢に、司馬師は片方の目が零れ落ち垂れ下がった状態で出てくる。その都度、司馬昭はうなされ汗をかき悪寒に震える。
ちょうど水をもってきた王元姫にすがりつき、恐怖を取り除かんと強引に交わるとその日は安らかに眠れた。
王元姫も司馬昭が兄の死の恐怖を乗り越えんとしていると思い、じっと耐えている。本来の司馬昭は、気が小さいが優しいからだ。
あさましい姿で腰を振る自分を、今だけだと王元姫は言い聞かせ、司馬昭の精を搾り取る様に、蜜壺を引きつらせ、締め上げる。
「ああっ、よ、よいっ!」
「んん、あ、あん、あなた……」
この獣のような交わりを19歳の息子、司馬炎が盗み見していることを彼らは知らなかった。