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ヒロイン三国ファンタジー
第1章 1 桃園の誓い
関羽は髭をひと撫でし全裸の玄徳の身体を温めるように重さをかけぬように注意して覆いかぶさる。なるほど、まじまじと玄徳の顔を眺めると白く艶やかで目元は優しく唇も小さく可愛らしい桃色だ。

「なんという清らかな美しさだ」

壊れもののように大事に大事に関羽は頬を撫で、口づけた。甘い息と甘い唾液を交換し思わず関羽は我を忘れむしゃぶりつくところであった。

「あ、あ、はぁ……」

玄徳の吐息に理性を取り戻し、関羽は首筋から肩、二の腕から指先まで丹念に愛撫する。
片方の空いた腕が空を描こうとするとそれを張飛が受け取り指先の一本一本に口づけた。こうして二人同時に玄徳の全身を愛撫する。

「ああ、兄者、兄者」

張飛は玄徳の足元に跪き足の甲に舌を這わせ、脛まで舐めあげる。品よく小ぶりに膨れた乳房を関羽は傷みやすい桃を扱うように撫でまわし、ほんのり色づいた乳首を舐め、吸い、甘噛みし、また舐り上げる。

「あっ、んんっ、か、関羽さんっ、あんっ」
「よ、良いですか? 兄者」
「ええ、と、とても、良い、です。で、でも私は、あなたたちに良くなってもらいたいのです」
「兄者は男と交わるのは初めてでしょう」
「ええ……」
「女子は初めて交わるときに痛みが伴います。丹念に愛撫せねばお辛いでしょう」
「関羽さん。優しいんですね。平気です。そんな痛みなど。これから私たちは戦いに赴きそんな破瓜の痛みなど何でもないことだと思うでしょう」

玄徳の固い決意は揺るがないようだ。

「わかりました。では、もう少しだけ」
関羽は玄徳の足を開かせ、腿の付け根に舌を這わせ、淡い茂みをかき分けまこと女人であるという波打つそこへ舌をねじ込みかき混ぜる。
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