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撮影会
第2章 撮影日当日
オフ会の集合時間になると、予定されていたカメラマンたちが集まってきた。
誰も彼も所謂オタク、な雰囲気で逆に安心できた。
「おおー!レイカ様!」
「レイカ様着てくださったのですね!」
頭から足先までまじまじと見られると少し恥ずかしいけれど、みんな大きく喜んでくれるから、とても嬉しかった。
よかった、やっぱり今日、開催してよかったんだ。
そこから始まった撮影会はいつもと同じように、簡単なポーズを取っていくだけだった。
衣装さんが用意してくれていた剣も勇ましく、カメラマンたちは歓声を上げていた。
数えきれないほどのシャッター音が響く中、リクエストも飛び交うようになる。
「ソファに腰かけて、足を組んでもらっていいですか?」
「そのまま腕組みもお願いします!」
「片足、ソファに上げてもらえますか?」
「ええ!それは…」
大事なところ、見えちゃわないかな…?
今日のために、ちゃんと毛は剃ってきているけど…。
「お願いします!」
…片足だけなら…。
私は股をしっかり閉じて片足をソファに上げた。
「次はもう片方も上げてください!」
え?ソファに体育座りってこと?でも、それは…。
「お願いします!」
…ちゃんと足を閉じていれば大丈夫よね?
両足を上げて座ると、自然と腕組みした腕が胸を下から押し上げる。
それを狙うかのようにカメラマンたちは上からのアングルも撮っていた。
「ソファに浅く座ってもらって、背中を倒すように背もたれに寄りかかってもらえますか?」
「え?」
「アニメで、挫折しかけて地面に座って木に寄りかかるシーン、あるじゃないですか!あれです!」
「あ、ああ…。」
確かにそのシーン、あるけど、それって…。
少しだけだけど股、開いてたよね?アニメだから映ってはいなかったけど…。
誰も彼も所謂オタク、な雰囲気で逆に安心できた。
「おおー!レイカ様!」
「レイカ様着てくださったのですね!」
頭から足先までまじまじと見られると少し恥ずかしいけれど、みんな大きく喜んでくれるから、とても嬉しかった。
よかった、やっぱり今日、開催してよかったんだ。
そこから始まった撮影会はいつもと同じように、簡単なポーズを取っていくだけだった。
衣装さんが用意してくれていた剣も勇ましく、カメラマンたちは歓声を上げていた。
数えきれないほどのシャッター音が響く中、リクエストも飛び交うようになる。
「ソファに腰かけて、足を組んでもらっていいですか?」
「そのまま腕組みもお願いします!」
「片足、ソファに上げてもらえますか?」
「ええ!それは…」
大事なところ、見えちゃわないかな…?
今日のために、ちゃんと毛は剃ってきているけど…。
「お願いします!」
…片足だけなら…。
私は股をしっかり閉じて片足をソファに上げた。
「次はもう片方も上げてください!」
え?ソファに体育座りってこと?でも、それは…。
「お願いします!」
…ちゃんと足を閉じていれば大丈夫よね?
両足を上げて座ると、自然と腕組みした腕が胸を下から押し上げる。
それを狙うかのようにカメラマンたちは上からのアングルも撮っていた。
「ソファに浅く座ってもらって、背中を倒すように背もたれに寄りかかってもらえますか?」
「え?」
「アニメで、挫折しかけて地面に座って木に寄りかかるシーン、あるじゃないですか!あれです!」
「あ、ああ…。」
確かにそのシーン、あるけど、それって…。
少しだけだけど股、開いてたよね?アニメだから映ってはいなかったけど…。