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オカシ屋サン
第7章 苺大福②

もっとも彼女の小さな胸に谷間なんてありませんので、平らな胸板をなぞっただけにすぎませんが。

「んッ…」

「おや感じましたか」

「違う!…指が冷たくてビックリしただけ…」

「それは変ですね。貴女の身体のほうが冷たいですよ。こんなに震えて…胸の先まで固く強張っているというのに」

冬の露天風呂に薄布いち枚。まぁ寒いに決まっています。乳首くらい勃ちますよ。

ですが彼女の顔だけ茹でだこ状態。

僕がその胸を凝視するほど、その頬の色に恥じらいを吐露する。

……うん。

改めてホントに胸が無いですね、この娘(コ)。

「ひ…ヒドいわあなた…!!…そうやってわたしの胸を馬鹿にするのね?こんな真似して何が楽しいの!?」

「僕は何も言ってませんが……(目はがっつりおっぱい見てるけど)」

「いやよもう許して…ッ…!! どうせ期待ハズレなんでしょ?わたしなんかレイプしたって興奮するわけないんだから離してよ…!!」

仰向けになっているせいでまさに "ぺったんこ" な胸の──その先端で、乳首まで萎縮して怯えている。

この視線に堪えられないのか。

男の視線が──それほど怖いのですか。

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