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オカシ屋サン
第7章 苺大福②
“ 貴女が浴びた暴力は…それほど苦かったのですね ”
苦味はしつこい。生地に混ざった苦味だけを取り除く手段はない。
甘味で中和するしかない。
甘味がたくさん必要だ。同じ量では打ち消せない。たくさん、たくさん……。
「ねぇ幸野さん」
「…!?」
「おっぱいの柔らかさは男の身体に無い感触ですから男が巨乳好きなのは仕方が無い。世の女性たちが、男の筋肉や低い声に興奮するのと同じです」
「っ……、わかってるわそんなの」
「ですが悲観しないで。貧乳好きも確かに存在することですし……」
「‥ッア…!?」
フッと先端に息を吹き掛けた
途端、彼女の身体が大きくしなった
「へ?…‥な‥に……今……」
「フフ……感じた?」
「──…!!」
《 信じられない 》
一瞬だけ冷静になった瞳が、僕と視線を交わらせる。
「それに大きさなんてこの際どーでも良くなるくらい──…男が喰らい付かずにいられない胸になればいいのだから」
僕は彼女と視線を絡めたまま、舌を突き出して乳首をねぶった。