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第3章 ﾎﾜｲﾄﾁｮｺﾄﾞｰﾑ②

佳代子さんは典型的な " 自己不信タイプ "

自分に自身を持てない彼女のような女性は、相手を気遣いすぎるあまりに純粋にセックスを楽しめないし、気持ち良さを求める事を"罪"だと感じる。

だから性や恋愛に消極的だが……

どのような女性も、性欲はゼロではないのです。

ですからオナニーで自分を慰める時、その妄想するところは好きな相手とのラブラブセックスなどではなく──もっと乱暴で、自分勝手で、強引なセックスだ。

愛の無い見ず知らずの男に、逃げられないよう拘束された上で、わけもわからず弄ばれる

──それが彼女の願望。


“ お菓子を食べた貴女が身体の自由を失ったこと……それが証拠です ”


身動きが取れず、嫌だ、やめてと叫び続ける。

この状況こそが貴女を最も興奮させる。