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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第10章 甘く甘美な日々
「・・・・・・・」
見えないようにカウンターの隅っこで本を広げていたのに、遥叔父さん‥‥見てたの?
ずっと後ろを向いていて、見ていないと思っていたのに??
「‥‥見てるよ‥‥舞の事は全て‥‥
それと驚くのは良いけどね、頬っぺたにジャムが付いてる」
「‥‥へっ‥‥」
向かい側に座る遥叔父さんが私の頬に指を伸ばして‥‥触れたと思ったら、頬に付いていたジャムを拭ってくれて‥‥その指を遥叔父さんが舐めてる!?
「やっぱり美味しい‥
頬っぺたに食べさせるのは勿体ないかな??」
「‥‥へっ?‥‥えぇー!?」
は‥‥遥叔父さんっ!
そんな行動‥‥ズルい!!
恥ずかしくて、また頭から湯気が出そう‥
聞き慣れない甘い言葉に、私の頭は爆発寸前‥‥‥だというのに、遥叔父さんはクスクス笑ってるしっ!
「すぐ真っ赤になる舞も良いね、純粋で可愛いよ」
「お‥‥叔父さん‥‥
お願いだから、からかわないで‥‥‥」
「からかっているつもりは無いのだけど、舞から見ればそう見えるのかな?
‥‥‥それより‥‥‥」
「???」
えっ?
改まって‥‥何??
嫌な話じゃ‥‥無いよね遥叔父さん。