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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第13章 揺れる禁断愛
『あれで舞は押しが強いから、遥も気を引き締めて‥
まさかと思うけど流されないでよ?』
「‥‥それこそまさか‥‥
僕はそこまで信用ない?」
そのまさかをしてしまった僕だが、言えるはずもない姪を愛してしまったなどと‥
世間一般で言えばこれは罪、侵してはならない領域。
『信用しているわよ、それでなくても一度失敗している遥だからね』
「一番イタい事を言ってくれる‥
協議離婚で終わっているんだ、向こうも今頃は勝手にやっているだろう、僕にはもう関わりの無い事‥‥それは知ってる筈だよね姉さん?」
『悪かったわ蒸し返して、じゃ舞をお願いね遥』
「‥‥ああ、分かっているよ‥‥」
はあーと溜め息を吐いてソファーにドサリ、今の僕が言えた義理じゃ無いが、姉も色々と思い出したく無い事まで蒸し返して来る。
「終わった事だというのに‥‥
いや、それよりも‥‥‥」
軽く勘繰られている、僕と舞の事を‥
分かってる姉に取れば一大問題、大切な娘舞だ、一人娘で可愛がっていたのも知ってる、だからこその不安。
舞が僕に何かするのでは?
僕が舞に何かするのでは??
決して開いてはいけない禁断の宝箱、その存在が舞だと重々承知はしているが、僕はその宝箱を開けてしまった。