この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第13章 揺れる禁断愛
「言い訳のしようが無いが‥
いや‥‥言い訳なんて問題じゃ無い、見付かれば僕は‥‥‥」
貶し蔑まれるだろう、姪に手を出した不貞な叔父だと‥
覚悟はしたが、いざ現実を突き付けられると躊躇いは出て来るもの。
僕と舞は良いが周りはそうはいかない、蔑まれるのは姉夫婦も同じ‥‥近親相姦を許した家庭だと。
「‥‥‥はぁ‥‥‥」
突き付けられる現実‥‥
近 親 相 姦
絶対に許されない事、情に流されてもこれだけはしてはいけない事‥
それを僕と舞は破ってしまい、誰にも言えず、誰にも祝福される事の無い道を歩んでしまったのは確か。
(今更‥‥僕の心は止まらない)
気付いてしまった舞を愛しく思う気持ち、それに嘘は付けない‥
付けないが、このままでは決して幸せな日々が来ない事も理解はしている。
(どうすれば‥‥‥)
舞を手離す?
今更そんな事が出来る筈が無い、僕の心も身体も舞を求めて止まないというのに、手離せば僕はまた自ら蓋をしてしまうだろう、今度は開かないよう一生鍵を掛けて。
では他に方法は無いのか?
僕も舞も幸せになれる方法、誰も邪魔が入らない方法。