この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第13章 揺れる禁断愛
「・・・
叔父さんには‥‥一番知られたくなかったから」
「‥‥‥舞‥‥‥」
「‥‥セフレ‥‥
そんな関係が続いていた頃が短大時代‥
偽りでも良かった、そこに愛が無くても身体だけの関係でも、忘れていられるのだったらそれで良かった‥
今は後悔しているよ、何故忘れる方に頭が向いたのかって、結局街に‥‥叔父さんのところに戻って来たくせに‥‥‥」
「誰だって思い悩む時期ってあると思う、舞の場合それが短大時代だったというだけの話‥
僕にもそんな時代はあった、思い悩み心に蓋をしてしまい、ずっとこのままで良いと思っていたのだから」
僕と舞は同じ、悩み苦しみの果てに今がある、そんな舞を僕は手離せる筈が無い‥
手離せは、僕と舞は更に苦しむ‥‥それは嫌だ。
だから‥‥リビングに顔だけ覗かせていた舞の手を取り、僕はしっかりと舞を抱き締めた。
「舞が開いてくれた心の蓋、もう二度と閉じたくは無い‥
それは舞も同じ、セフレに戻っても心が虚しいだけ‥
傷の舐め合いなのかも知れない、許される関係では無いかも知れない、でも僕は舞を離したくないんだ」
「私も‥‥離れたくない‥‥」
「だから‥‥バレないように気を付けよう‥
店でも外でも不用意にくっ付かない、そして心を強く持って、心強ければ簡単にはね除けられる」
「‥‥うん‥‥
頑張ってみる」