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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第13章 揺れる禁断愛



「・・・
叔父さんには‥‥一番知られたくなかったから」


「‥‥‥舞‥‥‥」


「‥‥セフレ‥‥
そんな関係が続いていた頃が短大時代‥
偽りでも良かった、そこに愛が無くても身体だけの関係でも、忘れていられるのだったらそれで良かった‥
今は後悔しているよ、何故忘れる方に頭が向いたのかって、結局街に‥‥叔父さんのところに戻って来たくせに‥‥‥」


「誰だって思い悩む時期ってあると思う、舞の場合それが短大時代だったというだけの話‥
僕にもそんな時代はあった、思い悩み心に蓋をしてしまい、ずっとこのままで良いと思っていたのだから」


僕と舞は同じ、悩み苦しみの果てに今がある、そんな舞を僕は手離せる筈が無い‥
手離せは、僕と舞は更に苦しむ‥‥それは嫌だ。


だから‥‥リビングに顔だけ覗かせていた舞の手を取り、僕はしっかりと舞を抱き締めた。



「舞が開いてくれた心の蓋、もう二度と閉じたくは無い‥
それは舞も同じ、セフレに戻っても心が虚しいだけ‥
傷の舐め合いなのかも知れない、許される関係では無いかも知れない、でも僕は舞を離したくないんだ」


「私も‥‥離れたくない‥‥」


「だから‥‥バレないように気を付けよう‥
店でも外でも不用意にくっ付かない、そして心を強く持って、心強ければ簡単にはね除けられる」


「‥‥うん‥‥
頑張ってみる」


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