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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第13章 揺れる禁断愛
ぽーっと叔父さんを見上げれば、優しく笑い返してくれる瞳‥
甘い甘い叔父さんとのキス。
「‥‥もっと?」
「‥‥‥‥‥もっと‥‥‥‥‥」
おねだりすれば、また触れ合う唇‥
だけどCM中の2分弱まで、ドラマが再び始まったらキスは終わり‥
そして目はまたドラマの方へ。
ドキドキだけと切ないの‥
抱き締めてくれる叔父さんの腕も身体もあたたかいのに、ドキドキしているのに、完全に私に向いてくれない事が切ない。
揺れる私の心‥‥
何時か切なさが限界に来て、外で何かしてしまったら私はどうしよう、それに叔父さんに嫌われてしまったらどうしよう‥
もしそうなれば‥‥私は立ち直れないと思う。
お願い‥‥このままで良いから、叔父さんを好きでいさせて、そして私を好きでいて‥
私が願うのは、この1つだけ・・
「サンドイッチです‥
今日はお客さん宮村さん1人ですね‥‥」
「珈琲もどうぞ‥
確かに今日は少ない、平日中日だからかな?」
昼営業、入って来たのは宮村さん1人だけで、他にお客さんが来る気配も無い‥
何時もはもう少し入るのに、珍しい日だね。
「俺は舞ちゃんのサンドイッチと、マスターの珈琲が飲めれば、有意義な昼なんだけどな」
「まあ客商売ですから、こんな日もありますよ‥
舞、仕込みをして構わないよ?」