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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第13章 揺れる禁断愛



「それが‥‥朝の内に仕込み終わっていて今日は無いの、何時ものカウンターの隅で良いかな店長?」


「宮村さんだけだから、良いんじゃないかい??」


「俺は気にしない気にしない‥
前のように2人で昼飯でも構わんが‥‥」


「いえいえ、それは昼が終わってからで良いですから‥
私は隅で勉強中」


チョンと隅の席に座り、ずっと置いてある本に手を伸ばす‥
『涼風』内で、叔父さんとの距離を取る為、また調理関係の勉強を始めた、少しでも不得意分野を無くすように。



「舞ちゃんって調理師免許持っているんだよな?
一番得意なジャンルは??」


「得意なのは洋食、特に地中海料理です‥
スペインとかギリシャとかのイメージかも知れませんが、フランスの一部地方も地中海料理に入るんですよ?」


「それは僕も知らなかった‥
フランスと言えばフレンチのイメージしか無い」


「俺もだ、同じ国でも違うもんなんだ、洋食って言っても広い広い」


だってね、ヨーロッパって多国籍料理に近いもの、昔から流通が盛んで料理のバリエーションも多種多様‥
ガチガチのフレンチもあれば、手軽なフィッシュ&チップスとかもある、奥深いんだよ洋食って。


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