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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第14章 一線ー離される距離
「舞ーちょっとこれ見てくれ‥‥「来ないで!出て行って!!私に近付かないで!!!」」
「‥‥‥舞‥‥‥」
「お母さんの顔なんて見たくないっ!
早く出て行って!!」
最近毎日がこんな感じ‥‥
お見合い話を薦めようとするお母さんと、それを完全拒絶する私、遥叔父さんを忘れさせる為だからって、こんなのは酷いと思う。
やり方が酷すぎるよ‥‥
私はお母さんの人形じゃ無い、ちゃんと生きて意思もあるのに、それを否定するようなお母さんのやり方に、落胆と腹立たしささえ覚える。
そして‥‥お父さんはお母さんに言われたのか、この話には口を挟んで来ない‥
お父さんは、少しは私の味方だと思ったのに、やっぱりお母さんの味方だったんだ。
「もう‥‥どうでもいい‥‥」
叔父さんに会えないんだったら、私は何の為に生きているんだろう?
何の為にこの街に居るんだろう??
子供の頃からずっと好きだった遥叔父さん、憧れで大好きな存在で、私の今までの人生の全て‥
良い事も、嫌な事も、根本的原動力は遥叔父さんを好きという気持ちから。
それが無くなってしまえば、私は生きる事すら辛く感じるの‥
今までずっとそうだったから、他の事なんて何1つ考えられない私。