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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第15章 この愛を貫くには‥‥
0時、0時半、1時、1時半と、私のドキドキと一緒に、時間は刻々と流れていく‥
1時くらいにリビングを見たら、明かりは全て消えていた、お母さん達は寝てしまったと思って良さそう。
1時半過ぎに着替えた、ギリギリじゃ無いと危ないから‥
そして机にあった小さく綺麗なメモ用紙に『ごめんなさい』と一言だけ書いて、机の上に置いた。
それから取り出した鞄を持って、1時55分に私は部屋から抜け出す‥‥音を立てないよう細心の注意を払って階段を降り、リビング横を通過。
ドキドキが更に高鳴るよ‥
漸く玄関にたどり着き、靴を履き2重ロックの鍵を外して、私は‥‥外へ、漸く出られた外へ!
それからはもう必死、近くは危ないからと叔父さんが車を停車させているのは、家から少し離れた場所‥
その場所まで全力で走って‥‥‥あった‥‥叔父さんの車!!
抜けそうになる力を何とか振り絞って私は走る、車に‥‥遥叔父さんに向かって!
「‥‥っ!舞っ!!」
「遥‥‥叔父さん‥‥!!」
車から降りて、叔父さんは待っていてくれた、その叔父さんに飛び付く私!
やっと‥‥やっと‥‥戻って来れた叔父さんの腕の中。
「‥‥あまり長居していたら危ない、行くよ舞?」
「‥‥‥うん‥‥‥」
感動より、素早く車に乗り込んで、叔父さんは車を発進させた‥
『涼風』とは全く違う方向に向けて。