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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第15章 この愛を貫くには‥‥
一番大切なのは私だって‥‥
ずっと大切にして来た『涼風』より、私が大切だって‥‥
叔父さんの言葉に、止まりそうだった涙がまた溢れて来る、こんな嬉しい言葉は‥‥他に無いもの。
「叔父さん‥‥私‥‥」
「父さんから少し聞いた、家から出しても貰えなかったと‥‥
本当にごめん、僕のせいで舞をこんなにも傷付けてしまった」
「お爺ちゃんが‥‥知ってたんだ‥‥」
「僕を止める為に父さんに連絡したとは薄々気付いてる、でも父さんは僕の決断に何も言わなかった‥
父さんは知っているからね、本当は何があったかを、だから止めなかったと思う」
「‥‥‥それは‥‥‥」
お母さんが言っていた事?
堕ちるという言葉の意味、そして本当はって‥‥お母さんが言っているのと違うの??
「後でちゃんと話すよ‥‥
それよりも今は、この街を離れる事と今日の寝床捜しかな?
ラブホで大丈夫??」
「えっ?
う‥‥うん大丈夫」
いきなりのラブホ発言にちょっと驚き‥
叔父さんと泊まるんだ‥‥ラブホに、そう思ったら別の意味でドキドキして来た。
車は街を抜けて県境近く、この場所は私でも知ってる‥‥ラブホの多い場所だって‥
そんな場所を走り、叔父さんの車は一軒のラブホの駐車場に入って停まった。