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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第15章 この愛を貫くには‥‥
「‥‥‥んっ‥‥‥」
「ずっと言いたかった‥
でもあの場所で崩してしまうと、良い事は無いとも思っていて、言い出す事が出来なかったんだ‥‥今度はもっと僕の名前を呼んで、舞に呼ばれるのは好きだよ、ずっとそう思っていた」
「うん‥‥遥‥‥遥‥‥」
触れるだけのキスだけど、唇が離れる度にこうしてちゃんと本当の事を話してくれる。
ずっと思っていていてくれた‥
恋人同士なんだから名前で呼ぶのは当たり前なのに、我慢していたんだね『涼風』で遥って呼んだら都合が悪いと、気付かない私も私、少し考えれば分かる事じゃない。
「‥‥舞に名前で呼ばれるとゾクッとする、愛してる女性には名前で呼ばれたい‥
男心が擽られるね、このまま押し倒して全てを奪いたいくらいに、凄く興奮する」
「えっ‥‥あの‥‥その‥‥」
「分かってる、その前に話だって‥
舞だって知りたい筈、僕の過去の本当の事、前に言った事は嘘では無いけれど、少しだけ隠し事はあったんだ」
「・・・・・・・」
唇が離れて遥が私をベッドサイドに座らせてくれて、その隣に遥も座った‥‥話をする為に。
私はどんな事を聞かされるのだろう、知りたい半分、不安半分、私が知って良い事なの?
でも知りたい、ずっと考え巻くっていた事だから・・・