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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第17章 蒼い海の海外で‥‥
「舞は僕が企業に就職した頃を知らないかい?
ファイン・ジュエリーコーディネーター
つまり宝飾品に関する仕事で、買い付けから加工販売まで一手に引き受けるのが僕の仕事だったんだ、勿論宝石鑑定士の資格も持ってる」
「‥‥知らなかった‥‥」
「1年足らずだったからね知らなくて当然、その頃は良く海外にも行っていて、今回の事も昔の人脈から教えて貰ったんだよ‥‥条件に合う国があると‥‥」
「・・・・・・・」
私の知らない遥の過去なんだ‥
ふ‥‥ファイン・ジュエリーコーディネーター?
要するに宝石を扱う人って事だよね、遥が宝石の知識があるって時点で私には十分意外、そんな素振りすら見せなかったじゃない!
「それだけの理由ではビザは取れないけど‥‥後は東京に落ち着いてから話すよ‥
今は東京に行き大使館でビザの手続きを取る事が一番重要、数ヵ月はあるんだからゆっくりとね舞?」
「う‥‥うん‥‥」
それって違う意味も含まれていると思うのは、私の気のせいじゃないよね?
『涼風』から出た遥って‥‥遥って‥‥
ああもう!何て言って良いのか分からないよ。