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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第17章 蒼い海の海外で‥‥
東京に着いて、大使館でビザ申請かと思ったら違うんだね‥
移住専門の代理人が居て、その人を介してビザ申請。
その時に遥は家というか、店舗兼住宅を購入予約、これがビザを取る為の最低条件らしい‥
ただ購入金額を見て驚いたよ?
桁が違うって言えば良いのかな、だけどどれを選んでも同じ金額だと遥は言っていた。
「‥‥家具付きで住み心地は良さそう」
次に来たのは、遥が契約していた月契約のマンション‥
手狭ながらも家具付きで、必要最小限の物があればすぐ住めるタイプ。
「数ヵ月だからこれで十分じゃないかな?
ベッドと風呂は広めで僕も困らない」
「大きいもの遥って‥‥」
「普通のシングルが狭いと感じるのは認めるよ、僕としては舞くらい小さい方が良かった‥
と言ってもね、これだけは仕方がない」
「私くらい小さい遥‥‥」
想像して笑う私と、少し横を向いて渋い顔の遥‥
でも‥‥数ヵ月だけど、遥と一緒に此処に住むんだ、凄く不思議な感覚と思うのは変?
ずっと『涼風』だった。
『涼風』に行けば遥が必ず居ると‥
それは私の思い違い、だって遥はこうして東京に居るんだもの、そして更に海外へ私を選んでくれた遥が決めた地中海‥‥今から楽しみでドキドキしてるの。