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彼の魅力は激しく熱いー叔父と姪が堕ちた禁断の愛
第9章 一線ー禁忌を超えて



「っ!舞っ!?」


崩れ落ちた私の身体を遥叔父さんが支えてくれて、2人揃って玄関で座り込んでしまった‥
それくらい遥叔父さんのキスに驚いたの。



「・・・びっくりして・・・」


「ごめん‥‥急にこんな事をすれば、驚く方が普通だよ‥‥
でもこのままは、僕の方が嫌だった」


「遥叔父さん‥‥」


「・・・
舞が大切だ‥‥女性として女として大切に思ってる‥
気付くのが遅くなってごめん、僕は一度失敗をしているから舞の気持ちが怖かったのかも知れない、また同じ事をしてしまうのではないか‥‥叔父と姪という関係より、そっちの方が怖かった」


「・・・それは・・・」


遥叔父さんは随分前に一度結婚してる‥
だけど1年だったかな?そんな短い間で離婚してしまった、私は理由を聞かされていないけど。



「舞が大切だからこそ僕は舞を傷付ける真似はしたくなかった、そう心にブレーキが掛かったと思う‥
傷付け壊してしまうのではないか?
前のような言葉を聞きたく無かった"付き合っていられない"そう言われたんだよ僕は‥」


「・・・どうして・・・??」


「・・・・・
一度火が点いたら、僕は僕を止められなくなる、何度でも何時間でも愛情があればあるほど歯止めが効かなくなるんだ‥
‥‥‥それを嫌がられ離婚され、それから女性に対して恐怖心しか持てなくて、舞に同じ思いはさせたくないと心に蓋をしていたんだろうね」


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