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第1章 性欲に翻弄される少女

「…陽一君」

　生で中出しという強烈な快感を、積極的な美少女によって初めてのセックスで味わった陽一は自分を失ったかのように荒い息を繰り返している。

　美憂は自分の愛液にまみれた陽一のものを指を折りたたむようにしてそっと掴む。

「お願い、もう一回…もっと、して…」

　陽一の男がぴくりと反応する。

「家、今誰もいないんだ…」

　うん、と美憂は頷く。

　二人は陽一の部屋で、裸になり他には何も考えられなくなるほど体力が尽きるまで体を交らわせた。

　どのくらい体を重ねた頃だったか。美憂は頭の中に浮かぶ「イく」という言葉を叫び深い快感を体いっぱいに受け止めた。