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第4章 妻の幸せ

３０歳を機に得意先の社長令嬢と
結婚しましたが女遊びは収まる事もなく
５年で破局。

その後も女が絶える事は
ありませんでしたが何れも
結婚までは至っていません。

仕事に気持ちを入れる事も無く
女遊びを繰り返していた事から
グループ内ではＣＥＯの息子であるけれど
次期ＣＥＯは任せられないという風潮が
蔓延していました。

その頃、我社は順調に業績を伸ばし
グループの中核企業に成長していました。

その手腕から他の社長達はＣＥＯは
押尾ではなく私を推す声が高まって
押尾の父である前ＣＥＯも
次期ＣＥＯに私を指名したのでした。

押尾は会社の役員待遇で
お金に困る事はありません。

今現在も、と言うか
５０歳を目前にしても
若い時と同じように
女遊びにふけっています。