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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
「彰も初めての恋愛経験だったようです。
あの子は真面目一辺倒で
あなたに出会って舞い上がっています。
経験不足からくる視野の狭さで
他のことが見えないのです。
彰を真面(まとも)にするには
何かほかに目を向けられる物が出現するか、
今の状況を破壊するかしかないと思います。
しかし、他に愛の対象ができれば
あなたへの気持ちのベクトルが
薄らぐでしょうが今は無理でしょう。
そこで後者を行おうと考えています」
私「後者?・・・?とおっしゃいますと・・・?」
「つまり今の状況の破壊です」
私「・・・?わかりません。
具体的に仰って下さい」
「つまり、・・・。」
清水さんはいきなり抱き付いて来ました。
そして押し倒されて
「あいつとあなたの間に私が入り込むのです。
そうすれば諦めぜるをえません。
あなたのご主人にも了承はもらってあります」
あの子は真面目一辺倒で
あなたに出会って舞い上がっています。
経験不足からくる視野の狭さで
他のことが見えないのです。
彰を真面(まとも)にするには
何かほかに目を向けられる物が出現するか、
今の状況を破壊するかしかないと思います。
しかし、他に愛の対象ができれば
あなたへの気持ちのベクトルが
薄らぐでしょうが今は無理でしょう。
そこで後者を行おうと考えています」
私「後者?・・・?とおっしゃいますと・・・?」
「つまり今の状況の破壊です」
私「・・・?わかりません。
具体的に仰って下さい」
「つまり、・・・。」
清水さんはいきなり抱き付いて来ました。
そして押し倒されて
「あいつとあなたの間に私が入り込むのです。
そうすれば諦めぜるをえません。
あなたのご主人にも了承はもらってあります」