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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
「そして夜、帰宅するのかなと思っていたら
またホテルに泊まりました。全身リップされて
体が感じやすくなっていましたが
バイブでの寸止めを繰り返されて・・・。
ごめんなさい」

私「何がごめんなさいなんだ!?」

「・・・。」

顔を真っ赤にして口ごもってしまいました。

私「どうした?話せないのか?」

私が怒ってると思ったようで

「すみません。話します。
話しますから少し待って下さい」

気持ちを落ち着けているような素振りです。

意を決したような顔つきになって
「もう、堪らなくなって、・・・自分から・・・、
自分から、入れ、入れてくれるように、
頼んで、頼んでしまいました。すみません」

そう言って土下座をした妻でした。
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