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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
あくる朝、目が覚めると
妻はまだ私の横で眠っていました。
階下からはお母さんと彰の声が
聞こえてきます。
どうやら彰はもう出かけるみたいです。
階段を途中まで下りて2人の様子を見ていると
お母さんが彰に弁当を持たせていました。
彰は笑顔でお礼を言っていました。
この時、私と彰の目が合いましたが
一礼して出て行きました。
昨晩の出来事はどうやら
気にしていなかった様子です。
彰の心情も前進しているのかもしれません。
下りて行ってお母さんに尋ねると、
やはり昨日の夜、妻と私の行為は
下でわかっていたようです。
彰は別段、悔しそうな顔もせず
お母さんの作ってくれた夜食を
食べてたそうです。
お母さんはお母さんで
「哲也さん、ありがとう。
裕子を許してくれたんですね」
私「ええ、まぁ、まだ微妙ですけどね」
言葉を濁した私でした。
妻はまだ私の横で眠っていました。
階下からはお母さんと彰の声が
聞こえてきます。
どうやら彰はもう出かけるみたいです。
階段を途中まで下りて2人の様子を見ていると
お母さんが彰に弁当を持たせていました。
彰は笑顔でお礼を言っていました。
この時、私と彰の目が合いましたが
一礼して出て行きました。
昨晩の出来事はどうやら
気にしていなかった様子です。
彰の心情も前進しているのかもしれません。
下りて行ってお母さんに尋ねると、
やはり昨日の夜、妻と私の行為は
下でわかっていたようです。
彰は別段、悔しそうな顔もせず
お母さんの作ってくれた夜食を
食べてたそうです。
お母さんはお母さんで
「哲也さん、ありがとう。
裕子を許してくれたんですね」
私「ええ、まぁ、まだ微妙ですけどね」
言葉を濁した私でした。