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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
土曜日、月金の疲れを癒すため、
のんびりとしていた私です。

裕子はお風呂掃除、洗濯を済ませて
お昼ご飯を食べたら向こうの家に
行きました。

早百合の負担を少しでも減らす
ためだそうです。

とか言いながら早百合の旦那に
心を奪われたのかも。

あれだけ濃厚なSEXをしたんですから
可能性は無きにしも非ずでしょう。

何だか腹立たしいです。

でも、ある意味、私が望んだことなので・・・。

拒否はできませんが、しかし、
体は許しても心を許すことは
許しがたいです。

絶対に!

夕方、早百合が来ました。

意外に早く彰も帰ってきました。

御飯ができるまでの間、子供たちは
彰と遊んでいます。

将来、小学校の先生を
目指しているだけあって
子供たちの扱いは上手です。

それに遊びの中に学びを入れて
なかなかの先生っぷりでした。
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