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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
家に着くと妻が出迎えてくれました。

話を聞くと旦那とは
入れ違いだったようです。

今日は何をされたんでしょう?

ま、直ぐに聞くのも
余裕がないようなので
聞きたい気持ちを抑えながら
黙ってお母さんの作った
夕飯を食べました。

入浴後、先に寝室に入った私ですが、
少しウトウトとしかけた時に
妻が入ってきました。

そして、正座をします。

私は腕枕のままで 
私「昨日、向こうに着いた時から話せ」

「3時ごろ、向こうの家に着きました。
早百合さんは作業をしていましたので
私は洗濯物の取り入れとお風呂掃除を
しました。早百合さんは
『放っておいてくれて良い』って
言いましたが早百合さんの負担を
少なくするために早く来たというと
感謝されました」
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