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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
私はゴムを被せると妻は振り返って

「え~?そのままではないんですか?
そのままの方が良いです。
お願いします」

哀願してきます。

私は「ん?もしかしたら・・・。」と思って、
その言葉を無視して前を向かせて
バックからゴム付きで挿入しました。

ま、どちらにしても避妊は
するつもりでしたから、
次の生理が来るまでは。

妻は小刻みに震えていました。

私「どうした?」

「いえ、何でもありません。
入れて頂いてありがとうございます」

夫婦間で礼を言うのも可笑しな話ですが、
今の私たちには有りな話です。

私「で?」

話の続きを要求しました。

「体に力が入らないので
キスをされるかも知れないと
思いましたが清水先生は
そのことは守って下さいました」

敬語になっています。
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