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終わりの向こう側
第6章 卍(まんじ)
結局、その日は昼食を済ませた後、
早百合の家に直行しました。
そこには清水氏と裕子がいました。
取りあえず、
妊娠の事実を告げられた後の
対応をどうするか話し合うためです。
清水氏は頭を丸坊主にしていました。
反省の意を形にしたのでしょう。
いわゆる土下座をして誠心誠意謝りました。
横で裕子も土下座をしています。
私「何だか可笑しい位置関係だな」
自分の妻が対面で男の横にいるのです。
本来はこっち側だろ!と思いながらも
異を唱えるでもなく話を聞きました。
妻「今まで黙っていたことを許してください。
どんな仕打ちを受けても耐えます」
私「お前はお腹の子供の父親である男が
ある意味、詫びの気持ちを形にして
誠意を示しているのに
お前自身は何もしないで平気なのか?」
妻「いいえ、あなたの望み通りにいたします。
何をすれば良いか申し付けて下さい」
私「じゃ~、お前も頭を丸めろ」
早百合の家に直行しました。
そこには清水氏と裕子がいました。
取りあえず、
妊娠の事実を告げられた後の
対応をどうするか話し合うためです。
清水氏は頭を丸坊主にしていました。
反省の意を形にしたのでしょう。
いわゆる土下座をして誠心誠意謝りました。
横で裕子も土下座をしています。
私「何だか可笑しい位置関係だな」
自分の妻が対面で男の横にいるのです。
本来はこっち側だろ!と思いながらも
異を唱えるでもなく話を聞きました。
妻「今まで黙っていたことを許してください。
どんな仕打ちを受けても耐えます」
私「お前はお腹の子供の父親である男が
ある意味、詫びの気持ちを形にして
誠意を示しているのに
お前自身は何もしないで平気なのか?」
妻「いいえ、あなたの望み通りにいたします。
何をすれば良いか申し付けて下さい」
私「じゃ~、お前も頭を丸めろ」