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覇王の寵愛~淫らな花嫁教育
第1章 杏の踊り
「忘れるところだった。皇帝がお前を
呼んでいる」
「えっ、こ、皇帝が?!」
「礼がしたいそうだ」
杏は驚いたが、朝明についていくことにした。
「皇帝陛下に拝謁いたします」
「立つがよい」
挨拶を済ませると、皇帝の方から隣に
座りなさいと促された。
「そなたの踊りは素晴らしかった。
とても優雅だったぞ」
「あ、ありがとうございます」
「そんなに緊張しなくてもよい」
(何て綺麗な人なのだろう)
そう思いながら、話を聞いた。