この作品は18歳未満閲覧禁止です
覇王の寵愛~淫らな花嫁教育
第1章 杏の踊り
「杏よ、今日で帰ってしまうのか?」
「は、はい。そのつもりですが・・」
「提案がある。暫く、この王宮にいて
くれないか」
「えっ」
意外な提案に戸惑っていると、皇帝は
話を続けた。
「そなたの踊りはどの踊り子よりも
綺麗だった。その踊りをまた見たい」
「ですが、鈴玉さんに許可を取らないと」
「それは、大丈夫だ。鈴玉も暫くここにいる
と言っていた。居てくれるな」
有無を言わさない口調だったので、仕方なく
居ると言った。