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覇王の寵愛~淫らな花嫁教育
第1章 杏の踊り
「鈴玉さん、どうでしたか」

「始めの所、腕をもう少し上げた方が
 良かったかな。後は完璧!!」

「分かりました」

練習をしていると、外が騒がしくなった。

「皇帝陛下のお通りだ」

「何故皇帝陛下が?杏、私の真似を
 してね」

「えっ、あっ、はい」

急に鈴玉の顔が変わって、正面の門に急いで
いった。

「皇帝陛下に拝謁いたします」

「立つがよい」

杏は鈴玉の真似をして挨拶をした。

「そなたが、我の前で踊るのか」

「は、はい」

暫く、沈黙が続いたが鈴玉が話を進めた。

「皇帝陛下、今日はどうされましたか」

「そなたは・・。ああ、誰が踊るのか
 暇だったので見にきた。少しそなた
 と話がしたい」

「はい。皇帝陛下」

鈴玉は皇帝陛下と一緒にどこかへ行って
しまった。
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