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シャネルを着た悪魔 Ⅱ
第14章 信用は危険への階段

「約束の時間まであと一時間切ってるし、あいつら兄弟もこんな大事な日に、よく起承転結部分の『転』を持ってきてくれたもんだよ」

「ジェジュン、あんたのアボジも──イルトのアボジもオッケーってこと?」


「ああ。こっちはオッケー。一応残り三人の親からも了承貰った。つまり、このゴーサインは神宮会やその協賛組織全ての意思ってことだよ」

「………。」


「何だあ?そんな黙りこんで。」

リーダーに急に顔を覗き込まれて、思わずその距離の近さに後ろに一歩下がる。

それを見た彼はあからさまに不服そうな顔をすると、今度こそ腰に手を回して逃げれない様に間を詰めてきた。


「今さら怖じ気付いた……なんて言わねえよな?あのヌナが。」


「あっ、あのねえ!」

「イルト~お前だけ近くね?」

「うっせえ、ジュン。これはリーダー特権だよ。」


「で、何。ヌナ。」


「……怖じ気付いてはないわよ、やっぱり止めとこう。なんて思ってもない」

「だけど怖くないか?と聞かれたら、素直に怖い。」


「────。」

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