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シャネルを着た悪魔 Ⅱ
第18章 子どもの嫉妬


『そうですね。確かにパク議員の言う様に、それが"前を向く"ということなのかもしれません。……いやあ、それにしてもこの事件にもまさか帝国財閥が関わっているとは驚きましたよね。』


『そうですね、どうやら帝国はインターポールの方や出張の日本・ロシア警察達に持っているホテルの部屋や車を貸し出したりしていたそうです。』


『噂では資金援助をしていた……という話も有りますが、真相はどうでしょうね。』

『さあ?それが事実がどうか確かめるのは非常に難しいと思いますよ。勿論、そこにどんな理由が有るとしても警察に紙幣を渡すというのはどの世界でも表向きでは禁止されていますからね。』

『どちらも口を割ることは無いでしょう。』



『世論がどう向くか、ですね。残酷な事件に手を貸した財閥という見方も有ればネットでは"警察に恩を売っただけだ"という書き込みもチラホラ見られますし。』

『帝国財閥……と云えば、今の実質のトップはソンテヒョンさんですよね。彼の考え方が分かるのは、ご夫人しか居ないでしょう。ははっ』

大きなテレビに映るのは、今韓国で一番の視聴率を誇っているワイドショーだ。

パク議員と言えば、二年前に不倫疑惑が出て涙の謝罪会見をしていたけど……まだ議員さんなんだ、と思いながらテーブルの上にあるミルクティーを飲む。


「帝国の援助の話なんて、流して良いってゴーサイン出してねえけど」

明らかに不服そうな顔でそう呟くテヒョン。

「そうなの?」

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