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シャネルを着た悪魔 Ⅱ
第4章 想像以上の実力
「有名になりたいんでしょ、第二のサファイア──いや、サファイアを超えたいんでしょ?」
「側に居るからこそ分かるの。あの人達は並半端じゃない苦労と努力をして今の地位を手に入れた。だからこそ根性も気合いも他の人よりガン決まってる」
「アンタらがそれを超えるには"それ以上"を目指すしかないの」
「分かったなら……」
「私が腹くくったんだからFBKも、有名になるために腹くくりな。生ぬるい世界じゃないんだよ、芸能界ってのは」