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さらに近くてもっと甘い
第6章 副社長様、発情中
自分を副社長と呼び、身体を震わせている加奈子を見て、要は内心穏やかではない。
名前を呼んで欲しいと伝えても、いつまでも、彼女は肩書きで呼んでくる───
「あのっ……べ、ベッドに…っ…」
「無理だ」
「えっ……あっ…」
そのまま、加奈子の背中に這わせていた手を上へ上へと滑らせて、要は加奈子の服を脱がせた。
「我慢が出来ないんだ…っ…」
「っ…────」
「そう言っただろ…っ」
キッチンから、ベッドに行く間すらも、耐えられない。
要の言葉に目を見開く加奈子の胸元には、ホックが外されて頼りなく胸を包み込む下着がある。
露わになった加奈子の肩に、要は口付けた。
ビクッと身体を震わせた加奈子に、要は興奮を覚える。