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さらに近くてもっと甘い
第1章 過保護な旦那様
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「絶対にこれ」
「いや、でも、ちょっとフリフリすぎません?」
「いいや、絶対にこれ」
梨子の推しに負けて、愛花ちゃんが黙ってそのワンピースを受け取った。
ふんわりとした素材のそのワンピースは梨子がいう通り、確かに愛花ちゃんに似合うはずだ。
「うーん…。どちらかっていうと、こういう雰囲気のものは真希様の方が…」
「そんなことないよ! それに私が買っても、ほら…」
お腹に手を当てると、愛花ちゃんが、あぁと声を洩らした。
「すぐに入らなくなっちゃうだろうし…」
「そうですね…」
まるで自分のことのように微笑んだ愛花ちゃんは、再びワンピースを見つめて観念したような表情を見せる。
「でも、母親受けってことを考えたら、もう少しパリっとしてた方がいいかな?」
「ああ〜」
確かに。
梨子のいうことに同調していると、愛花ちゃんは少し頬を赤く染めた。
「絶対にこれ」
「いや、でも、ちょっとフリフリすぎません?」
「いいや、絶対にこれ」
梨子の推しに負けて、愛花ちゃんが黙ってそのワンピースを受け取った。
ふんわりとした素材のそのワンピースは梨子がいう通り、確かに愛花ちゃんに似合うはずだ。
「うーん…。どちらかっていうと、こういう雰囲気のものは真希様の方が…」
「そんなことないよ! それに私が買っても、ほら…」
お腹に手を当てると、愛花ちゃんが、あぁと声を洩らした。
「すぐに入らなくなっちゃうだろうし…」
「そうですね…」
まるで自分のことのように微笑んだ愛花ちゃんは、再びワンピースを見つめて観念したような表情を見せる。
「でも、母親受けってことを考えたら、もう少しパリっとしてた方がいいかな?」
「ああ〜」
確かに。
梨子のいうことに同調していると、愛花ちゃんは少し頬を赤く染めた。