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さらに近くてもっと甘い
第1章 過保護な旦那様
「マンネリよ、マンネリ」
「うーん…」
光瑠さんとの結婚生活に、飽きることなんてあるだろうか…
「飽きることはなくても、呆れちゃうことはたくさんありそうだけど…」
うふふと、愛花ちゃんが笑う。
「まぁ…でも、あんなにイケメンだったら、飽きることもないのかもね。それこそこれから子どもも生まれる訳だし…」
「うん…」
なんとなく、5年後のことを想像してみる。
光瑠さんはやっぱりきっと、必要以上に子どもの事を心配して、顔を真っ赤にしてそうだ。
何だか面白くて、一人で私はプッと吹き出した。
「…絶対飽きないと思う…」
「自信満々だね」
そして三人で笑いながら、その店を後にした。