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さらに近くてもっと甘い
第8章 ドジっ子同盟とお引っ越し
浩平は、俯きながら、あれこれと考えを巡らす。
なんか、違う話とか…した方がいい…よなっ…
「えっと……家具…だけど…いつ──」
買いに行く…?と言い掛けて、言葉を止めた。
胸に手を当てて、紅い顔でジッと見つめてくる愛花。
「っ…………」
あまりに愛らしい愛花の姿を見て、浩平はゆっくりと愛花の傍に近付く。
「あいか……」
「…うっ…ん……」
優しく囁きながらしゃがみ込んだ浩平。
トクン…トクン…という自分の鼓動を感じながら、視線を落として愛花の唇を見つめる。
「キス……」
「……」
「してい…?」
尋ねながらも、顔を近付ける浩平。