この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さらに近くてもっと甘い
第12章 メガネデート

───────…


帰り道。

ぼんやりとしながら加奈子は空を見上げた。


送ると何度も言ってきた幸太郎を頑なに断った。


なんとなく……あのまま二人でいるのは良くない気がした。



────────好きな人が…男と2人なのに平気って、おかしいですよ…っ



「はぁ………」



ぐるぐると頭を回る幸太郎の言葉。


何と無く分かる気がしているけれど、それでもそれが要という人間にも当てはまるのかが分からないでいる。


……大事に…されてないってことはないと思うけど…


付き合えてるだけで、夢みたいな話なんだ。

それに加えて、少しでも嫉妬して欲しいとか思うのは贅沢だし、子どもっぽい要求な気がしてならない。


というか、そんなに気にしていなかったのに、幸太郎に言われた事で不安が広がってしまっている。



「………やだなあ…」


夜道で独り言を呟くと、ブーっとカバンの中でスマホが振動した音がして加奈子は、あばぁっ!! と奇声を発した。

/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ