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さらに近くてもっと甘い
第13章 入れ違いに入れ違い


「え、あっ……んぇっ…!?!?」


「────君は…原澤くんだね」



突然名前を呼ばれて、幸太郎はギョッと目を見開いた。


スラリとした体型はテレビや雑誌の中で見るモデルのようで…


顔立ちは、男の自分が見ても見惚れてしまうほど、男らしくキリッと整っている。


間違いなくイケメンと呼ばれる類の人間だっ……


この人は一体────



「お、つかれさまですっ…副社長っ……」



加奈子も要と同様、出来るだけ他人行儀に挨拶をして頭を下げる。


そんな加奈子の様子を見て、幸太郎は副社長……!?!?と再び大きな声を上げた。



「……お疲れさま」



そう返しながら要は久しぶりのクッキーの香りにハッとして、加奈子と幸太郎を交互に見た。



たくさんクッキーが詰められたタッパーと、幸太郎がつまんでいるクッキー…



今夜、久々に終業後に加奈子とお茶をする約束があった。


このクッキーは、自分が食べたいと言ったから加奈子が焼いて来てくれたものだということはすぐに分かること。


分からないのは、何故それを関係のない幸太郎が食べているのかということだ───



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